エイト不動産lab コラム
『ソウルの不動産価格の形成要因』

Real Estate Agent

ソウルの不動産価格の形成要因

2024/12/13

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『不動産の知らない・出来ない・解らない』を解決する“不動産のかかりつけ医”、エイト不動産Labの近坂です。

 

先日、仕事関係のご子息の結婚式に出席するため、韓国ソウルに行ってきました。

 

少し調べてみたところ、ソウル全体のマンション平均価格約11億ウォン(約1億1000万円)ですが、特に人気の高い江南区では、最上位の高級物件が20億~50億ウォン(約2億~5億円)以上となることもあるようです。

 

一方、賃貸マンションの相場は、高級エリアでは月額500万~1500万ウォン(約50万~150万円)、また入居者が大家に物件価格の50~80%を保証金として預け、月額家賃を支払わない韓国独自の『チョンセ』という制度の場合は、2億~10億ウォン(約2000万~1億円)以上になることが多いようです。

 

ここまで高くなる背景と要因は、社会的ステータスとしての“住宅”の意味合いが強く、住宅が社会的地位を示す象徴的な存在となっていることです。

日本でも教育熱は高いものの、不動産市場に与える直接的な影響は限定的と言えます。

 

また、韓国は国の経済や文化がソウルに一極集中しており、地方都市との格差が大きいため不動産価格の二極化が進んでいます。

日本は、大阪や名古屋といった主要都市も経済的に一定の役割を果たしていることから、一極集中はそれほど顕著ではありません。

 

このように不動産の価格というのは、その地域の文化や制度に大きく影響を受けているということですね。

 

 

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監修者情報

公開日:2024/12/13

代表取締役 近坂祐吾

代表取締役 近坂 祐吾

(株)エイト不動産Labは、豊富な経験と専門知識を活かし、お客様の利益を最大限守ることを目指す不動産のプロフェッショナルです。宅地建物取引士や建築士が常駐し、売買・仲介だけでなく、家族信託を含む財産管理や多様な不動産ニーズに対応。対話を重視し信頼を築きながら、不動産業を健全な産業として社会に認知される存在へと発展させるため、日々努力を重ねています。

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