2020/11/13
『不動産の知らない・出来ない・解らない』を解決します、エイト不動産Labの近坂です。
2005年に人体に被害を及ぼすことが発覚し、問題視されるようになったアスベスト(石綿)ですが、実は現在もアスベスト含有の建築物は数多く存在しています。
問題視された以降、製造・輸入・使用などが禁止されるようになりましたが、かつてアスベストを使用して建てられた建築物がまだ日本中に残ってしまっているのです。
今回弊社で取り扱った石川県金沢市の物件にも含有されていました。
この物件は売主による解体更地渡しの条件だったため、弊社が除去工事の取りまとめをしていたのですが、想像以上に時間と費用を要してしまいました。
相続対策同様、問題解決の先延ばしは駄目ですね。
考えてみれば、この狭い国土と昨今の地震やゲリラ豪雨被害などから排出される災害ゴミの排出量を見ていると、今この瞬間の処分費が一番安いと考えて間違いないと思います。
アスベスト除去工事等への補助については、全国の自治体によっていくつか用意されています。
三重県においては除却についての補助制度はなく、『吹付けアスベスト等の飛散の未然防止に係る融資』の制度がございます。
尚、国土交通省発行の『目で見るアスベスト建材(第2版)』において、アスベスト含有建材の使用部位例として、RC・S造において40部位、戸建て住宅で12部位が紹介されていますので、心配な方はご確認下さいませ。
主な対応エリアArea
津市を中心に三重県全域対応
不動産関係のご相談はエイト
不動産Labにお任せください。
不動産相続対策の
セミナーの開催や
個別相談まで
行っています。