監修者情報
公開日:2023/07/14
2023/07/14
『不動産の知らない・出来ない・解らない』を解決する“不動産のかかりつけ医”、エイト不動産Labの近坂です。
九州5県で災害関連死を含め計79人が亡くなった2020年7月の豪雨災害発生から3年たった九州地方で再び記録的大雨が観測されました。
地球規模の気候変動により、これからもこのような豪雨が発生してくることを鑑みると、『水害から命を守る家づくり』というものを真剣に考えていかなければなりません。
水害に強い家づくりを考える際には、主に急激に被害が増加する“床上浸水”の防止に焦点を合わせることが重要なポイントとなります。
国土交通省は、以下の対策を推奨しています。
①かさ上げ(盛土)・・・敷地全体を高くする
②高床・・・家の基礎を高くする
③囲む・・・防水性の塀で家を囲む
④建物防水・・・防水性の外壁を設ける
しかし、これらは多額の費用を要してしまうため、手軽に着手できる対策から考えてみましょう。
先ず、土のう袋やブルーシートの購入、敷地内の雨水枡や側溝の清掃、屋根や外壁の点検・補修などはすぐにでも取りかかれます。
また、1階と2階の配電盤を分けたり、屋根に脱出用の開閉窓を設置することや、生活の基盤となる居間や台所を2階に配置するといったリフォームは、費用が掛かりますが、床上浸水時のリスク回避には効果的といえます。
水害はこれからも確実に発生します。
そして、皆様のお宅もいつ被災するかわかりません。
これからは行政の対策に頼るだけではなく、個々のリスク対策が必須となってきます。
監修者情報
公開日:2023/07/14
代表取締役 近坂 祐吾
(株)エイト不動産Labは、豊富な経験と専門知識を活かし、お客様の利益を最大限守ることを目指す不動産のプロフェッショナルです。宅地建物取引士や建築士が常駐し、売買・仲介だけでなく、家族信託を含む財産管理や多様な不動産ニーズに対応。対話を重視し信頼を築きながら、不動産業を健全な産業として社会に認知される存在へと発展させるため、日々努力を重ねています。
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